シンボルマーク・ロゴマーク制作したいと思ったら

シンボルとロゴの違い

一般的にはロゴマークと言われている、お店や会社のマークですが、実は二つデザインするところがあります。イメージの「シンボルマーク」と文字の「ロゴマーク」です。これらはシンプルなメッセージを発するための記号ですね。病院だったら十字のマーク、お風呂屋さんは♨️マークとかありますよね。

これらはノンバーバルな(言葉を使わない)メッセージを発する装置です。言葉を使わないメッセージには言葉だけより多大な情報を受け取る側は受け取るそうです。ですからシンボルマークは多くの人の潜在意識に訴えかけるものだと思います。

形には神が宿るのです。

シンボルマークで有名なのはアップルコンピュータのリンゴや、ツイッターの青い鳥の形が思い浮かびます。ロゴは文字だけです。例えばSONY、SUNTORY、HOTACHI・・・など日本の大企業は文字デザインが多いようですね。そして最近はそのシンボルとロゴを両方作るのがメインになってきました。

私が得意なのはシンボルの方です。(私は「イメージが無意識にどう影響するのか」にも興味があります。)ですのでお店の名前などは文字は、使用許諾のあるAdobeフォントから最適なものを選ぶ形が主です。文字デザインは長い伝統があり文字デザイナーが制作した文字の方が美しくみやすいという私の判断です。遊びっぽい文字でロゴをつくりたいなどのご希望があればロゴデザインも承ります。

シンボル・ロゴマーク制作したい方へ ヒアリング前に決めていただきたいこと

シンボル・ロゴマークを作りたい方は前もってイメージを探しておくとよいです。今はネットでいくらでも画像がでてきますので、それがはっきりあると、私も意図を汲み取れ作業がスムーズに進みます。がどのように方向を絞れば良いかわかりませんよね。私がいつも考える頭の中身をここでわかりやすく一覧にしたいと思います。

1:業種は固め?緩め?

まず最初に業種から考えましょう。固めの職業・・・士業などになりますね。であればきっちりしたシンボル・ロゴマークで「信頼性」や「堅実性」を訴えたいですよね。そうなるとあまりイラストぽくなく、幾何学形のデザインや文字も固めにあまり遊びないデザインへと絞られるでしょう。

逆にお店などで日常を超えた面白さやイベント的なことをアピールするなら「面白さ」や「遊び」などになってきますね。まずは「固め」か「ゆるめ」というところで考えてみましょう。

2:業種は女性向け?男性向け?

男性は強さを求める方が多いですね。幾何学形でかっこいい感じや、文字も強いものを選ぶ方が多いです。私は自分が女性なので女性向けが得意です。女性向けのイメージ・ロゴマークは優しい色で柔らかい形を意識します。

3:取引先は会社?個人?

会社が多ければ固めなデザイン、個人の場合は業種によります。

4:文字か?イメージか?

文字主体か、イメージ主体かを決めましょう。

ロゴマークの場合は、何の文字を使うかです。お店の名前・自分のイニシャルのアルファベットを使う・文字メインで少しデザイン要素が欲しい・・などまで絞ってみてください。

シンボルマークの場合は、ここからさらにイメージを深めていく必要があります。モチーフを何にするかの絞り込みです。それにはお客様自身が大事にしていることが何か?というところまでお話を聞く場合もあります。

好きなものでも良いですし、仕事で使うもの(今まであったのはミシン・移動販売者・糸・ハーブ・タロットカード・星など)や、象徴的なイメージ(花=女性性、鳥=自由さや霊性、水=感情 植物=成長)などを考えます。

ヒアリングで深めていきますのでご安心をくださいね。

5:色は何色が良いか

色こそ潜在意識に最も響くものです。大事に扱いたいですね。

赤色=エネルギッシュさ・活動的
黄色=明るさ・元気さ
オレンジ=活動的でなじみやすい
ピンク=愛・癒し・女性向け
黄緑=爽やかさ・若さ
緑=成長・じっくり・おだやかさ・癒し
水色=知性・ライトさ・コミュニケーション
青色=知性・集中
紺色=歴史ある伝統の知恵
紫=神秘的・ヒーリング
茶色=安心感・現実感の強さ

 まとめ

イメージがわからない場合はキーワードなどでも大丈夫です。

多くイメージがある方が私も意図を読み取りやすくスムーズに作業できます。シンボル・ロゴは、お客様の心とデザイナーの心が共振して良いものが生まれます。ご協力いただければ幸いです。

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